2011年12月29日木曜日

頭ん中はパリからマハラジャ★



12月6日、ここ福岡からは遠ーい遠ーいお仏蘭西・巴里のグラン・パレでは、我らがカール・ラガーフェルド大先生によるCHANELのメティエダール・コレクションショーが開催されていた様子



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メティエダール コレクションとは、刺繍のルサージュ(Lesage)、金銀細工のゴッサンス(Goossens)、靴のマサロ(Massaro)、コスチュー ムジュエリーのデリュ(Desrues)などのクチュール工房のテクニックを取り込んだ、カール大先生が手がけるオートクチュールのアトリエに捧げる特別なコレクションのこと



タイトルは「Chanel Paris - Bombay Show」(パリからボンベイへの旅)。



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インドにインスパイアされた舞台演出に、スタイリングに、ヘアにって
マハラジャの宮殿を想起させる、胸のドキドキが止まないすごく素敵な演出
宮殿の晩餐会を舞台に、”シャネルらしいインド 現実には存在しない、パリ風のインド”が表現されている



なんてエレガントで、なんてアバンギャルドなんだろうと、ホントに胸のドキドキが止まらない!
幻想は最大限で、圧倒的にゴージャスで、それでいて品と格を持ってズギュンズギュンとど真ん中に迫ってくる感じ



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とにかく真っ白にマハラジャビジューも、黒×ピンクにマハラジャビジューも、シャネルツイードにマハラジャビジューもどれも全部想像力の枠を超える



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というわけで、この師走残すところ2日の今、わたしの頭の中はマハラジャです♥
公式サイトはhttp://chanel-news.chanel.com/ja_JP/page/2/






みなさんもどうぞ、ナイストリップ!Bon voyage!!















2011年12月6日火曜日

わたしの精進道!愛しのルブタン♥



届いた♥



ルブタン先生のブランド創立20周年を記念して発売されたアートブック!



大阪にいるわたしの前世の姉E姉から、「そりゃ、買わなあかんやろ」っていうメッセージを受け、発注
残念ながら福岡にはルブタンショップがないので、わざわざE姉に買いに行ってもらってゲットというまわりくどさで



荷物が届いて即効開けて中みてびっくり!
ピンクレザー仕様のカバーに、金ラメ加工が施されたページ!
(それにしてもぶ厚い!全部で304ページあるらしい!!)
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で、中身はどんなん?と気になるところ
A Life」「The Shoes」「Fetish」「The Place」「Twenty Years」の5つのチャプターで構成され、アイコニックなピンヒールからフェティッシュなシューズまで、ルブタンの魅力がふんだんに散りばまられた内容
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アーティストのフィリップ・ガルシアと映画監督デヴィッド・リンチ(様♥)らによって撮影されたアート作品のような位置するシューズの官能的な写真たち!
エリック・ラインハートによるクリスチャンのインタビューに、ジョン・マルコヴィッチによる前書きなど、さすがいいところついてくる感たっぷりのめちゃめちゃ豪華なラインナップぶり!



もうそれこそベッドの中でゆっくりゆっくりページをめくってめくりめく官能の世界にどっぷり浸って、意識をなくしたい!



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        わたしの大好きなクリスティン!!!!!Dsc00054
          官能代表、ディタ姉さんもDsc00052

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そういえばE姉は、わたしのこのアートブックを買いに行ってくれたと同時にまんまとそのまま生ルブタンも購入してしまったらしい
そりゃそうだ  2次元より3次元、乾燥より生だ!
よかった、福岡にはショップなくて♥

でも生ルブタンといえば、この場を借りてプチ懺悔を...

ちょうど1ヶ月前アルゼンチンタンゴのプラクティカ(みんなで集まって練習するための練習会)に行った時のこと
いつものように優しい先輩ムッシュたちの指導のもと、めずらしくどっぷり真剣にタンゴレッスンし終わり、さあもうそろそろ帰りましょうと、タンゴシューズからマイシューズに履き替えようとしたとき、
マブ親友Aやまわりの友人が「きゃー!足!大丈夫!?」とわめいたので、自分の足をみると
右足親指から大量出血!だらだらどくどくと血が流れていた
全っ然痛みがなかったのでそんなことになっているなんてまったく気づかずだったし、実際痛みを感じなかったのでみんなに応急処置をしてもらい、大丈夫ですよーなんてみんなの優しさに浸ってへらへらしていた

でも...実は...わたしの足を心配してくれるまわりのみんなには大変申し訳ないが、実はあのときわたしはうわの空で、自分の履いてきた靴がベビーピンクのサテン生地のルブタンちゃんだったので、それに血がつかないか、汚れたらいやだなとかそればっかり気にしていたのでした  (もう時効のはず)
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デザイナーのクリスチャン・ルブタンはもともとパリのナイトシーンに魅せられ、ダンサーたちのために靴をつくりたいという思いで靴作りを始めたそう

そんなルブタンの靴たちに恥ずかしくないよう、タンゴももっと練習して、もっとセクシーで官能的な足で、グラマラスにかつエレガンスに履きこなせるよう、日々精進していきたい!

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2011年12月3日土曜日

エッフェル塔を返して♥



先週の日曜日、初めての主催のイベント、Salon d'étoile (サロン・デトワール)のデビューパーティを行った



みんな来てくれるのかすごーくドキドキしながら待ち構えていたが、始まってみると想像を超えるたくさんの人達が集まってくれ、パーティはすごく素敵なものになった



今回パーティに来ていただいた方はもちろん、手伝ってくれた友人の力が大きかった 
場所や空間などは友人たちのおかげで本当に素敵なものになり、ほとんどそこの力といってよいほど





今回受付嬢をしてくれたのが、マブ親友のAとわたしの福岡の悪姉MさんKako2mxjurczbxxnevuo_3 



夫や親友たちがサーブなど手伝ってくれたり、こうやってドキドキしながらお客さんの入りの様子を見てくれていた様子(笑)Kakol4dce093dejq2zdr





 







そして今回この人が居なかったらこのパーティできてなかった系の多大なるお力添えをいただいた友人、イラストレーターのMさんKakosld32okuomwxibx9















とにかくわたしと言えばもともとが、
フランス人の悪友...もとい親友Cからも日本ビジネス社会での名刺の渡し方を注意されたり、オカマの友達から女性としての所作を注意されたり、とりあえずいろいろ「ちゃんとできていない」
そういう感じなので、周りの友人からは ”とにかくみんなが集まってくれるんだから、ちゃんとスピーチするように!”と口を揃えて言われていた



プレッシャー!



本当のことを言うと、パーティ開催まで1週間な頃、Cからはちゃんとスピーチ考えてるのかと釘をさされ、それはさらりと無視し、2日前も同じことを繰り返し、1日前にも同じく繰り返し「完全に逃げてるな」と言われる始末
とうとうパーティ30分前に、観念し、マブ親友Aと服を着替えながら練習!そしてぶっつけ本番!Kakoezukdemx3smvqh92

うまく喋れたのかどうかなんて、わからない、っていうかもう忘れてしまっているけど、とにかくCからは怒られずにすんだ♥
というか、終わりのスピーチでは、話す30秒前にCに日本語のアドバイスをもらい、あきれられたww







そして実はこの日は奇しくも、わたしが去年フランスから戻った日だった
このパーティの企画の話をもらった時はすでに日にちが決まっていて、本当にそんなことまったく頭になかったのだが、ちょうど一ヶ月前に夫に「ちょうどこの日じゃない?」と言われ、妙な気持ちになったのを覚えている







パリにいた時、本当に人とつながるスピードが速くて、偶然の出会いも半端なく多く、パリは初めてわたしに「磁場」ということを感じさせた場所だった
でも今、福岡でもパリほどまでにはいかないが本当に同じ種類の不思議な磁場を感じることが多いのだ
それを不思議に思っていたけど、実は簡単 
そういうことだったのだ つながってたということ









そしてこの日わたしのマブ親友がパーティにエッフェル塔を持ってきてくれた
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           ↑作ってくれたロゴとエッフェル塔のウォールアート
            毎日飲んだくれてたはずなのに、どこにそんな時間があったのかww









とにかくわたしは周りの愛すべき友人たちに、家族に、そしてフランスに、
何か素敵なお返しをしなければならない
そのためにSalon d'étoile を始めました♥









パリにいるフランス人の友人にサロンの報告をしたら、
Rends nous la Tour Eiffel! (エッフェル塔を返して!)と返事がきた
それよりも素敵なものを返せるように とりあえずSalon d'étoile 続けてみます



www.salondetoile.com














2011年11月17日木曜日

美味しい蛙の食べ方♥



アメリカ人やイギリス人がフランス人のこと指すを蔑称に、”frog”(カエル野郎)というのがあるらしい
その理由にはいろんな説があるみたいだけど、

①フランスの軍服の色が青色で、それが蛙に似ているからとか、
②昔からフランス料理ではカエルを食べる習慣があるから、とか (だからfrog eaterとも呼ばれる)
③エリザベス女王Ⅰ世が、愛したフランス王族の王子につけたあだ名が「frog」だったからだとか

でもわたしが一番好きな説は、
★パリジャンがいつも口にする単語が 蛙の鳴き声に似ているから、 というもの

その単語というのが、

「Quoi」 ”クワッ” 

この単語は日本語にすると 「何」という意味で、フランス、特にパリに住む住人たちは、「クワッ (何)」
「クワッ? (何?)」
をいつも繰り返し、
ふてぶてしく日常茶飯事、クワクワクワクワ 言っているからだそう 


これは本当にフランス人、特にパリジャンたちを表していると思うww


というわけで、蛙

わたしの大好きなフランスのアニメーション映画に「Les Triplettes de Belleville」(ベルヴィル・ランデヴー) の中に 蛙を美味しそ~うに食べるシーンが出てくる
この映画は2003年のフランスでの公開には100万人の動員があったらしく、独特の色合いやキャラクター、ストーリーも本当に面白い
日本語でももうすでにDVDになっているようなので、おすすめ
美味しい蛙の食べ方が学べます♥

でもわたしが一番惹かれたのは、この映画の主題歌 Mが手がける”Les Triplettes de Belleville”
(ちなみに、このビデオの中でも蛙を美味しいそうに食べてるシーンが一瞬映りますww)





音楽も大好きなんだけど、この歌詞がなんともいい♥



”ベルヴィル・ランデブー”



















































































































































































































トンブクトゥでは死にたくない
暑さで肌がつっぱっちまう
シワシワのヨレヨレでいたい
ベルヴィルの三つ子みたいに
アカプルコで死ぬのは嫌だね
ぎこちなくジゴロと踊るなんて
グニャグニャしていたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
ベルヴィル・ランデブーでスウィング
ダンス・マラソンでドゥディルー
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー
ベルヴィルでスウィングしてランデブー
シンガポールで死ぬのは嫌だね
インテリっぽく過ごすなんて
ヨレヨレのバカでいたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
ホノルルで死ぬのは嫌だね
鳥のように歌うなんてごめんさ
ハスキーな声でいたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
ベルヴィル・ランデブーでスウィング
ダンス・マラソンでドゥディルー
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー
ベルヴィルでスウィングしてランデブー
コンスタンティノープルも嫌だね
韻を踏みにくい地名だから
イカれて騒いでいたいんだ
ベルヴィルの三つ子みたいに
カトマンズなら住んでもいい
韻を踏みやすい地名だから
でもやっぱりイカれて騒ぎたい
ベルヴィルの三つ子みたいに
ベルヴィル・ランデブーでスウィング
ダンス・マラソンでドゥディルー
ブードゥーにカンカン、ほうきにタブー
ベルヴィルでスウィングしてランデブー




そして、フランスのアニメーション映画つながりで、今フランスで公開中の「Un monstre à Paris」(Monstre in Paris)
実はこの主題歌も、上のベルヴィル・ランデヴーと同じフランスのロック歌手Mが手がけていて、Mとヴァネッサパラディのデュエット”La Seine”
日本の公開が待ち遠しいな~







というわけで、うーん、あんまりまとまりなし! だけど何か?クワ?



2011年11月10日木曜日

ラブレター♥ なーんちゃって



今フランス語は引き続き勉強中で、友人のフランス人にフランス語を教えてもらうかわりに、日本語を教えたりしてお互い勉強しあっているのだけど、
いやー、日本語のニュアンスって本当に難しい!

例えば、”わざわざ” と ”せっかく”の違いって、何?
なかなかって、どういう意味?
”なんでやねん”って何? ”ボケ”って?”ツッコミ”って?
etc...

挙げ出したらキリがないほど (最後の行は、かなり偏った質問だけど...)
これを違う文化で育った人に、日本語以外の言語で説明するほど難しいことはない

それこそ中学や高校で国語は勉強していたけれど、わざわざ と せっかく の細かな違いなんて、教えてなんてくれなかった



そして反対にフランス語でもそうで、フランス人の性格を知っていなければよくわからないニュアンスが山ほどにある

そして、それで最近改めて思うのだけど、結局語学を勉強するということは、その国の文化を知っていなければ結局本当の意味で理解することは不可能だってこと
当たり前のことだけど、大学とかだけで言語だけ学んでも深い理解は難しいのでは?と心底思うのだ



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そういえば、このあいだ友人のフランス人男子から、好きな娘(日本人)にラブレターを書くから、それを手伝ってと言われた



相手の女の子はまったくフランス語は話さないので、日本語で書きたいと 
だから訳してくれと
オッケー!と気軽に引き受け、翻訳開始したのだけど、もうこれがたまらなくロマンティックすぎてまいっちんぐなのだ

「君に会えるまでの日々をいつも数えている」とか、
「君を抱き寄せて、僕の腕の中で星の輝きを見せてあげたい」とかとか

歯が浮く台詞がいっぱいで、勝手に文の最後に、いちいち ”なーんちゃって”って書き足したい衝動によっぽど駆られたが、そこは自分を抑え、ルーズリーフ一枚びっしり並んだフランス語と格闘し、最後の行を訳し終わる頃には、実はわたしがその娘さんを好きなのかもと勘違いするほど (会ったことないけど)

そして訳し終わった時には、シニカルな気持ちは全く無く、心底、その相手の女の子はこんな手紙もらえて運がいいな、と、思った
わたしのそのフランス人の友人はそこそこ外見もかっこいいし、性格も優しいし落ち着いているし紳士的だし、女性にドアを開けてあげる文化がない国の男子と共に育った日本人女子には、きっとこのラブレターは効果的だろうと思う

だって”ジュテーム”だよ? ジュテーム! 言われてみたい!!

と、結局、こんなラブレターを今後もらえる確立ほぼゼロのわたしとしては...
やさぐれながら、悪友のフランス人とワインでくだを巻くほうがあっているのだ♥



そしてわたしにとってのラブレターは...
1 23_2 パリのイラストレーター、Margaux Motin のイラスト↑ (以前のMargaux Motinの記事)



↓★Salon d'étoile からのお知らせです★↓

フランスの文化のあれこれについてフランス人に教えてもらいながら フランス語で会話を楽しむ「サロン・デュ・フランセ」、第一回目を開催します!!

お茶を飲みながら、毎回テーマに沿って フランス語でぺちゃくちゃお話をして フランス文化に触れる会
これからフランス語を話してみたい、フランス語を習っているけど会話する機会がない、 昔習っていたけどもう一度思い出したい、などなど ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください♪
(要予約 〆切り:11/10(木)まで)

教えてくれるのはフランス語講師のベテラン、 もちろんネイティブフランス人です

11月19日(土)
日常会話が話せる方:13:00~14:30
初心者の方:15:00~16:30
福岡市中央区薬院
会費:2000円(飲み物・お菓子付)

5人以上になりましたら開催予定ですので、 ご興味のある方は 下記サロン・デトワールのメールまでご連絡ください
info@salondetoile.com





2011年11月1日火曜日

集まる人たちの素敵な共通点



わっ!という間の11月

福岡に来てもうすぐで10ヶ月 あれだけ大阪を離れるのを嫌がっていたくせに、友達も知り合いも少しずつ増えてきてけっこう福岡ラブどっぷりハマってるのだけれども...ハタと気がついた ってゆうか前からうすうす気づいてはいたのだけれど...



わたしの周りには変な人しかいない



と、ここまで書いてわたしの周りの人たちにだいぶと失敬なのですが、ごめんなさい、控えめに&正直に
今突然始まったことではないが、本当に知り合いや友人になる人たちはどこか、なぜか風変わりな人たちが多い あえて言わせてもらうと、程度の差はあれ、もれなく全員!
ここまでくると逆に、普通って何?の世界なんだけれど...

というわけで、それはつまり多分、わたしが相当”変な人”好きっていうことなだけで、「変な人ラブ♥」って二の腕に彫ってしまおうかと思うくらい面白い人と知り合うのが大好きなわけで、一回味わってしまうとこれどんどん深くどんどん広く彫り広げて噛みしめたいと欲がでるみたいで、もっともっと増やしたいと、そういうわけで
Salon d'étoile (サロン・デトワール)始まりました♥



変な人変な人って連発しすぎてですが、面白い人が集まる社交場です

そして11月27日(日)、福岡・中央区の薬院にあるオルタナティブスペース・シゲキバにてサロン・デトワール のデビューパーティ、もとい、ホームパーティを行います



フレンチのシェフが作るお料理と自然派ワインを飲みながら、わいわいお喋りするだけの気軽なパーティです 
(もともとがわたしが面白い人達ともっとつながりたい、とそれだけが理由で決めたので...www)



みなさんお近くの方はぜひいらしてください♪
来られる方、ご連絡ください♥
info@salondetoile.com



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11月27日(日)19:00-22:00
2,000yen (2wines & food)
@シゲキバ
〒810-0022 福岡市中央区薬院 1-16-18 江島ビル605



www.salondetoile.com



2011年9月27日火曜日

年をとること、マスクの裏側



年をとることってそんなに恐いことなのだろうか...?



今、友達とお茶をして帰ってきたばかりでの話題なのだけど、まあその友達の彼女は年をとるのをとても恐がっているらしいのだ 全部を書けば長くなるし、友人の個人的な話なので詳しい話は書かないが、年をとった時に自分自身に何も残っていないということが恐くて年をとるのが嫌らしい そして彼女は手当たり次第何かいろんなことに手を出して必死になっているらしい とは言ってもわたしや彼からみれば(彼もわたしも同じくらいの年代で、彼女は20代前半)、その”いろんな事”っていうのはさして特別でもない流行を追いかけた華やかそうに見えること



まあ世代が違うと言えばそれまでだし、結論から言えば彼女がただ若いだけ、なので、彼らの問題には別にこれといってわたしから言えることなんてないんだけれど、
わたしにとってすごくびっくりしたのが、”年をとることが恐い”だったのだ



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半月少し前、わたしは30歳になった  実はそのことが本当に本当に嬉しかった 残念なことに?幸運なことに?格別なんら変わることはなかったのだけど、なんだかじわりと嬉しかった
よし、やっとなったぜ的な
20代が不幸だったわけでもなく、おばかなこともたくさんしたり30代に憧れたりしながら楽しく過ごした  20代前半は30歳なんてすごく遠く思えたし、知り合いにもたくさん遊び仲間30代がたくさんいたし、その人達の年のとり方がそれぞれ全然違ったので、それこそ昔のW浅野が30歳だったなんて聞いてびっくりで、30歳ってとりあえずまだまだ先って感じだった だけどそこに別に恐さなんて一切なかった



今は30代に入って周りは若くて30後半、大人で50代なので、「30代だから嬉しいんだよ、これが40代、50代になってみー?年齢言いたくなくなるよ」なんてみんなけっこう言う
その意味はぼんやりとだけれど分かる 皺とかね、受け入れてもらえない国だし、ここは



でも「何も残せないかもしれない」、なんて全く本当に思わない そんなこという大人は周りにはいない
今けっこう必死にもしくは楽しんでやっていることがひとつでもあれば、何か残っていると思う



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と、ここまで書いて思った...っていうか、分かった
わたしが30代になれて心底嬉しいと感じれた理由のひとつは、楽しそうな、実際楽しみまくっている30代、40代、50代、60代、わたしのおばあちゃんもいれて70代が周りにたくさんいるからだ
だってやっぱり20代にできなくて30代にはできることがあるし、30代にはできなくて40代にはできることが、やっぱりある 様になることとならないことが一目瞭然なわけで
みんな楽しそうに、それこそ”お先にやってますね”的な感じで
服にしてもホントそうで、若いってだけで悔しいくらいに似合わないものがたくさんだ 



           これなんてサマンサの50歳の誕生日じゃなかった?E0038719_20522398



最後に帰る時、その男友達は「いやー、なんで若い子に手出してしまったんだろう」ってボヤいていた  スケベなだけだったんじゃ...とは言わず、笑っておいたけど



30歳の誕生日は、本当に嬉しいことにサプライズで友人がたくさん集まってお祝いをしてくれた
みなさん、ありがとうございました やっぱり嬉しいですwww321298_281759391840941_100000206485

みんなに祝ってもらいわたしの30歳はこんな感じで始まりました♥Simg_1985
まさか友人の彼女にこれ見せたら、それこそなんて言われるか...




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2011年8月30日火曜日

Paris -ダークサイド偏-



今回はパリ、ダークサイド偏 というタイトルつけてみたが、べつに全然ダークでもなんでもない
ただ、”花のパリ”を想像してパリにくると、けっこうガツン!とヤラれる日本人が多いらしい その想像の花のパリと本当のパリのあまりにもの差に... 

パリのダークサイド...パリには必ず生息しているものがある



”Le Parisien(パリジャン)”


パリにパリジャンさえいなければ、と言われるほどフランス人から嫌われているパリ人...パリはフランスではない、なんて言ったりする人がいるほどwww



まあ人にもよるんだけれど わたしの周りはけっこう優しいパリジャンが多かった
けれど、時々はやっぱりザ・パリジャンに遭遇することもあった
とりあえず、一言でゆうと、”意地悪”なのだ そして”自分勝手”



花のパリを想像してパリにきてみて、運悪くこのパリジャンに出くわしてしまったら...やっぱりダークサイドだ
でもパリにいればこれは、日常なわけで

パリのキオスクやメトロで必ず目にする新聞、”Le Parisien(パリジャン)”
このテレビCMがかなりパリ人を風刺していておもしろい パリ人のだいたいがわかってもらえるかも
ちなみに最後に必ず出てくるナレーションは、
”Le Parisien, il vaut mieux l’avoir en journal !(パリジャンは新聞の方がいい!)”

 



これは日本人ツーリストが出てくる、ツーリスト偏



これこそ”自分勝手”パリジャンがよくわかる それからすぐキレるところも(笑)



次は もらった名刺偏




そしてめちゃめちゃわかりやすくてけっこう好きなのがコレ La melde偏



Pub Le Parisien La Merde 投稿者 Alans



それから、サッカーの試合がある日は街がほんとにひっそりする これもパリジャンの一面




ケチで不親切なところがバッチリ!多分これはパリの公衆トイレが有料だった頃のCMで、その公衆トイレでは用を足さず、その横でするところなんかもバッチリ!


全員が全員こんなんじゃあ、もちろんない
でもやっぱりパリジャンの態度にむっとしたりすることは、パリでは避けて通れない

でも、わたしはパリジャンの大好きなところもたくさんあって、例えば、重いスーツケースや大きな荷物を女性一人で持ってメトロの階段の前にいると、必ず、必ず、男の人が手伝ってくれるのだ これは99%の確立で わたしも何回も助けてもらった  スーツケースがベビーカーになっても同じ 
そして多分みんな元来おせっかい焼きなので、何か道端で困ったことがあり立ち往生していると必ず誰かはお世話をやこうとしてくる 素無視が多い日本の都会とは大違い
 
それにパリのポリスは日本と違って融通が利く人も多い
一回、仕事仲間の日本人と仕事でトラックに乗っていて、運転している同僚に会社から電話があり、止むをえず喋りながら運転をしていたところを、ピッピーと止められたことがあった
運転していたその同僚はフランスに長く住んでいるが、ちょうどビザの更新中で今回違反があると日本に送り返される状況にありかなり冷や汗もののシチュエーションだった  免許でいろいろ調べその状況がわかったポリスは
「君、今度違反が見つかるとフランスに住めなくなるんぞ」
「はい、すみません...」
「フー(肩をすくめてよくフランス人がよくやる態度)、しょうがない、
今日はノエル(クリスマス)だ  行け」
と、そのまま違反切符を切らず見逃してくれたのだ
メルシー!メリークリスマス!とこの危機的状況を乗り切った覚えがある(ちなみにこれは夏真っ盛りの出来事)
多分、大阪のTVの「なにわ警察24時」的、関西人のユーモアがあればなら本当に違反切符を切られずにすむ、なんてことはよくあると思う

こんな風にまんざら嫌なやつばっかりではないのだ 
まあ共通しているといえば、善くも悪くも絶対的な個人主義ってこと これが日本人にとってはかなり違うところで、そこががつんときたり、逆に楽しめたり...それだって人による  

まあダークサイドなんて言っちゃったけど、この独特”パリジャン”もパリの大きな魅力なわけだ





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2011年8月27日土曜日

Paris ”花のパリ”偏





この2、3日少し暑さが戻ってきた 雨は東にいったよう

福岡の生活に慣れて、どちらかというとかなり住み心地がよくなったりしているが、やっぱり時々発作的にパリの街にどうしても戻りたくなってしまう時がある  これはどうしようもない



パリに住むと、「日本で伝えられている”花のパリ”」は日本独特の神話のようなもので、持ち上げられすぎじゃないかとかなり思うが、それでも住めば日本で伝えられている”花のパリ”ではなく、また違った魅力にあふれる街で、結局は魅了されていることには違いなかったりする   魅力的な女性はいろんな角度から見ても結局魅力的だったりするように



いろんな人にいろんな人なりのパリがあるようで、そういうのも惹きつける理由なのかもしれない



2回くらいにわたってパリについてのビデオをいろいろのせてみようと思う



 





簡単なフランス語 音があればもっといいのに









Luois Vuitton City Guide2011 Paris版のCM











1930年代のParis







ウッディ・アレンのMidnight in Paris、日本での公開待ち遠しい







イスルエル語 Yeal Naim ヤエル・ナイムのParis  去年パリでよく流れていた



それでも実際はこんな...「花のパリ」だけではないのがパリの実情、パリのおもしろいところなわけで
次はパリ、ダークサイド偏パリの日常です





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2011年8月25日木曜日

ライザミネリもいいけど





ひょんなことから夫がYoutubeで見つけてきたバンド、PAMPLAMOOSE の曲が、今家で仕事をしながら聞く曲たちのちょっとしたマイブームになっている



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前から夫は、SATCmovie2のライザミネリのあのダンスのシーンがなぜかすごく印象に残っている様子で、そんな夫に「あれ、実はビヨンセの曲なんだよ、ビヨンセの踊りすさまじいから一回チェキってみたら?」と言い、そして数分後、"ビヨンセじゃないけどこんな人たちがカバーしてたよ"、と教えてくれたのが コレ↓







アレンジも可愛いし、なんか自宅のわりに見入ってしまう手のこんだクリップで、他も探してみたら、面白いのがたくさん

MJのBeat it









Earth Wind and Fire September









そしてEdit Piaf のLa vie en rose なんてのもある









このバンド は Jack とNathlie の二人組のインディースで、2008年夏にPomplamoose(バンド名はフランス語でグレープフルーツの意味)を結成。“VideoSong”という形で音楽を配信し、主にYouTubeなどで活躍しているらしく、いろんなアーティストのカバーをしたり、もちろんオリジナルも配信している



Pomplamooseのいろんな曲はここから→Pomplamosse









福岡はここ4、5日くらい突然の雷と豪雨の日が続き、外へ出るのも億劫になる



ので、こうやってインドア時間を楽しんでいる



ちなみにこれが本家BeyoncéのSingle Ladies







みんな同じのホテルのつまらない結婚式なら、こうゆうの余興で新婦の友人とか歌えばいいのにwww







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2011年8月18日木曜日

メンズ萌え考





暑い暑いーじめーじめーっとした日が続き、何かに救いを求めてできるだけ心地よい気分になれる方へ流れてしまう...
ので、今回も前回に続き、わたしの好きなものばっかりダーっと並べてみる






Ckmodel
わたしはどっちかというと筋肉萌えなところがある まあ”程よく筋肉”萌え
そして実はメンズにはあんまり服とかには満杯のこだわりは持ってほしくないタイプだ







こんな感じに、さらっと普通に、もしくはちょいださくらいがちょうどいいと思っている
そしてちょい筋肉、もしくは”意外に筋肉”だったりするのが...いいDolceboys9 







筋肉萌えだからといって、タンクトップ筋肉は...あんまり好きくない
さらっとTシャツが似合って集団筋肉ではない感じ...


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もともと昔はけっこう文科系な感じが漂うメンズに惹かれたりしたのだけれど、Francescocominelli1



こういうタイプって実際近くなると、けっきょく「自分ラブ♥」なところが多かったりして、けっこうややこしかったりする  っていうのがようようわかってきたのだ  ざっくりニットから半分しか手を出さないメンズはいやだPsbehind7







本当に年齢とともに20代の始めあたりの時の趣味とはちょっとずつ変化してきて、年上のちょいぎらぎらしている40代とかも受け入れ範囲ないになってきて、自分でも少しびっくり
このムッシュのライトグレーのJK×モッズコートとかだいぶ好き!しかも40代にしか着こなせないサラッとJKダブル!Parkadoublebreasted1
でもだからといってあんまりぎらぎらし過ぎてるのは苦手だけれど、大人な分ややこしさはまだ少ない



そして時々はこう、無国籍感漂うワイルドな感じも好きだったりGqprofile2
こういうひとたちは痩せ筋タイプで、服もよく似合うJohnnollet

でも昔から、とにかく気張り過ぎてるのがわかるメンズの着こなしというのが大の苦手で、こんな服はデートに着てほしくないDolceboys3

これ↓この人だからいいけど、日本人が着てるとこ想像したら...きゃおっ!まあこういう人とは、ギャクだねと笑いとばせられる間柄がいいなー  ...彼氏とかではなく  
でもまあノンケじゃなくてもスーパーマンはやっぱりだめなんじゃない?Dolceboys5

あとは髪型も変に気張りすぎていないのがいいDolceboys8







とにかく、自分よりも服装やら髪型に執着を持っていないメンズのほうがいい 友達だったら全然面白いだろうけど



筋肉萌えの他には、わたしには、なんか無性に佐川のお兄さんがかっこよく見えてしまう”佐川萌え”もあったり、スニーカーはオールスター萌えあり Francescocominelli2
ふわっといい匂いにもついて行きたくなってしまう Francescocominelli4

あ!キャップ萌えも!Tbmoncler5





こういう変なのも時々はいいとする...wwwTbmoncler2








でも...あんまりくどくなくさらっとしててTシャツが似合うところがツボだったりするわりに、実はこういうメンズが一番惹かれたりするわけで♥  全然筋肉じゃないし(笑)! でも好き  でもなかなかいない!61709bluwhthat288web 







あー、けっきょく何が好きか分からなくなってしまった上に、このどうでもいい話題感!


そう思えば他の女の人たちは何萌えなんだろう...
何萌えですか? どうでもいいとは言え、聞いてみたい!







では残暑お見舞い申し上げます









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