年をとることってそんなに恐いことなのだろうか...?
今、友達とお茶をして帰ってきたばかりでの話題なのだけど、まあその友達の彼女は年をとるのをとても恐がっているらしいのだ 全部を書けば長くなるし、友人の個人的な話なので詳しい話は書かないが、年をとった時に自分自身に何も残っていないということが恐くて年をとるのが嫌らしい そして彼女は手当たり次第何かいろんなことに手を出して必死になっているらしい とは言ってもわたしや彼からみれば(彼もわたしも同じくらいの年代で、彼女は20代前半)、その”いろんな事”っていうのはさして特別でもない流行を追いかけた華やかそうに見えること
まあ世代が違うと言えばそれまでだし、結論から言えば彼女がただ若いだけ、なので、彼らの問題には別にこれといってわたしから言えることなんてないんだけれど、
わたしにとってすごくびっくりしたのが、”年をとることが恐い”だったのだ
半月少し前、わたしは30歳になった 実はそのことが本当に本当に嬉しかった 残念なことに?幸運なことに?格別なんら変わることはなかったのだけど、なんだかじわりと嬉しかった
よし、やっとなったぜ的な
20代が不幸だったわけでもなく、おばかなこともたくさんしたり30代に憧れたりしながら楽しく過ごした 20代前半は30歳なんてすごく遠く思えたし、知り合いにもたくさん遊び仲間30代がたくさんいたし、その人達の年のとり方がそれぞれ全然違ったので、それこそ昔のW浅野が30歳だったなんて聞いてびっくりで、30歳ってとりあえずまだまだ先って感じだった だけどそこに別に恐さなんて一切なかった
今は30代に入って周りは若くて30後半、大人で50代なので、「30代だから嬉しいんだよ、これが40代、50代になってみー?年齢言いたくなくなるよ」なんてみんなけっこう言う
その意味はぼんやりとだけれど分かる 皺とかね、受け入れてもらえない国だし、ここは
でも「何も残せないかもしれない」、なんて全く本当に思わない そんなこという大人は周りにはいない
今けっこう必死にもしくは楽しんでやっていることがひとつでもあれば、何か残っていると思う
と、ここまで書いて思った...っていうか、分かった
わたしが30代になれて心底嬉しいと感じれた理由のひとつは、楽しそうな、実際楽しみまくっている30代、40代、50代、60代、わたしのおばあちゃんもいれて70代が周りにたくさんいるからだ
だってやっぱり20代にできなくて30代にはできることがあるし、30代にはできなくて40代にはできることが、やっぱりある 様になることとならないことが一目瞭然なわけで
みんな楽しそうに、それこそ”お先にやってますね”的な感じで
服にしてもホントそうで、若いってだけで悔しいくらいに似合わないものがたくさんだ
最後に帰る時、その男友達は「いやー、なんで若い子に手出してしまったんだろう」ってボヤいていた スケベなだけだったんじゃ...とは言わず、笑っておいたけど
30歳の誕生日は、本当に嬉しいことにサプライズで友人がたくさん集まってお祝いをしてくれた
みなさん、ありがとうございました やっぱり嬉しいですwww
みんなに祝ってもらいわたしの30歳はこんな感じで始まりました♥
まさか友人の彼女にこれ見せたら、それこそなんて言われるか...
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